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八雲琴
ふりがな文庫
“八雲琴”の読み方と例文
読み方
割合
やくもごと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
やくもごと
(逆引き)
琴台
(
きんだい
)
の上に乗せてあるのは、二
絃
(
げん
)
焼桐
(
やきぎり
)
の
八雲琴
(
やくもごと
)
、心しずかに
奏
(
かな
)
でている。そして、ふと
琴
(
こと
)
の手をやめ、
蛾次郎
(
がじろう
)
のほうをふりかえった。
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
追々
薄紙
(
はくし
)
を
剥
(
は
)
ぐが如くに
癒
(
い
)
え行きて、はては、
床
(
とこ
)
の上に起き上られ、妾の
月琴
(
げっきん
)
と兄上の
八雲琴
(
やくもごと
)
に和して、
健
(
すこ
)
やかに
今様
(
いまよう
)
を歌い出で給う。
妾の半生涯
(新字新仮名)
/
福田英子
(著)
前なるお美津は、小鼓に
八雲琴
(
やくもごと
)
、六人ずつが両側に、ハオ、イヤ、と拍子を取って、
金蒔絵
(
きんまきえ
)
に
銀鋲
(
ぎんびょう
)
打った欄干づき、
輻
(
やぼね
)
も漆の車屋台に、
前囃子
(
まえばやし
)
とて楽を奏する、その十二人と同じ風俗。
南地心中
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
八雲琴(やくもごと)の例文をもっと
(4作品)
見る
“八雲琴(
二弦琴
)”の解説
'
二弦琴(にげんきん、二絃琴')とは、ツィター属の弦楽器の一種。二本の弦を同音に調律するのが特徴である。
日本における二弦琴の一番古い形は八雲琴で、明治期にこれを改良・分岐した東流(二絃琴)、更に大正期に東流を改良・分岐した大正琴、これらとは別の流れである竹琴が知られている。
(出典:Wikipedia)
八
常用漢字
小1
部首:⼋
2画
雲
常用漢字
小2
部首:⾬
12画
琴
常用漢字
中学
部首:⽟
12画
“八雲琴”の関連語
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