トップ
>
背高
>
せいたか
ふりがな文庫
“
背高
(
せいたか
)” の例文
背高
(
せいたか
)
の、二尺ばかりの
立込下駄
(
たつこみげた
)
を穿いて、よほど沖に杖をついて釣っているのもあれば、腰まで入って
横曳釣
(
よこびきづり
)
をしているのもある。ちょうど
上汐
(
あげしお
)
の時期で、どの手許もいそがしそう。
顎十郎捕物帳:04 鎌いたち
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
正太
(
しようた
)
は
此日
(
このひ
)
日
(
ひ
)
がけの
集
(
あつ
)
めを
休
(
やす
)
ませ
貰
(
もら
)
ひて、三五
郎
(
らう
)
が
大頭
(
おほがしら
)
の
店
(
みせ
)
を
見舞
(
みま
)
ふやら、
團子屋
(
だんごや
)
の
背高
(
せいたか
)
が
愛想氣
(
あいそげ
)
のない
汁粉
(
しるこ
)
やを
音
(
おと
)
づれて、
何
(
ど
)
うだ
儲
(
まう
)
けがあるかえと
言
(
い
)
へば、
正
(
しよう
)
さんお
前
(
まへ
)
好
(
い
)
い
處
(
ところ
)
へ
來
(
き
)
た
たけくらべ
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
ピーターヘッドのサイディ・ムドナルドもそれを見たと言い、シェットランドの
背高
(
せいたか
)
のっぽうのピーター・ウィリアムソンもそれを見たと言い、ミルン氏もまたブリッジで確かに見たという。
世界怪談名作集:09 北極星号の船長 医学生ジョン・マリスターレーの奇異なる日記よりの抜萃
(新字新仮名)
/
アーサー・コナン・ドイル
(著)
ところがその路のようなものは、まだ百歩も行かないうちに、おとこえしや、すてきに
背高
(
せいたか
)
の
薊
(
あざみ
)
の中で、二つにも三つにも分れてしまって、どれがどれやら
一向
(
いっこう
)
わからなくなってしまいました。
種山ヶ原
(新字新仮名)
/
宮沢賢治
(著)
やせてひょろひょろ
背高
(
せいたか
)
のっぽ。
魔法の笛
(新字新仮名)
/
ロバート・ブラウニング
(著)
▼ もっと見る
背高
(
せいたか
)
のつぽの
朝おき雀
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
正太はこの日日がけの集めを休ませ
貰
(
もら
)
ひて、三五郎が
大頭
(
おほがしら
)
の店を見舞ふやら、団子屋の
背高
(
せいたか
)
が
愛想気
(
あいそげ
)
のない汁粉やを
音
(
おと
)
づれて、どうだ
儲
(
まう
)
けがあるかえと言へば、正さんお前好い処へ来た
たけくらべ
(新字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
背
常用漢字
小6
部首:⾁
9画
高
常用漢字
小2
部首:⾼
10画
“背高”で始まる語句
背高男
背高椅子