“背高男”の読み方と例文
読み方割合
のつぽ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ウヰルソンの義弟といふのは、たけ七尺もあらうといふ背高男のつぽで、道を歩く時にはお天道様てんとうさまが頭につかへるやうに、心持せなかゞめてゐた。
リンコルンは応接室に入つて来たが、へや中央まんなかに突立つてゐる背高男のつぽが目につくと、挨拶をする事も忘れて、材木でも見る様にくつ爪先つまさきから頭に掛けて幾度か見上げ見直してゐる。
背高男のつぽの議員は不思議さうな顔をして背をかゞめた。