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練香
ふりがな文庫
“練香”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ねりこう
66.7%
こう
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ねりこう
(逆引き)
数寄屋の一間に、
毛氈
(
もうせん
)
を敷きのべ、茶菓、煙草をととのえ、火入れには
練香
(
ねりこう
)
をしのばせて、御寮人のお
勢
(
せい
)
と、娘のお鶴は、客を迎えたが、長岡佐渡は
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
たしなみのある、言わば、風雅な職人でもある闇太郎は、香炉に、良い匂いのする
練香
(
ねりこう
)
をくべた。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
練香(ねりこう)の例文をもっと
(2作品)
見る
こう
(逆引き)
部屋の中には、何処となく、
練香
(
こう
)
の匂いが漂って、手まわりの用をたす、十三、四の子役が、雪之丞が坐ったとき、燭台の、芯をなおした。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
練香(こう)の例文をもっと
(1作品)
見る
“練香”の解説
練香(ねりこう)とは粉末状の香木やスパイス、ハーブなどを蜂蜜やアラビアゴム等で練って固形状にしたもの。日本では蜂蜜、梅肉、貝殻などの甲香(こうこう)等が使われ「薫物(たきもの)」とも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
練
常用漢字
小3
部首:⽷
14画
香
常用漢字
小4
部首:⾹
9画
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“練香”のふりがなが多い著者
三上於菟吉
吉川英治