トップ
>
練香
>
ねりこう
ふりがな文庫
“
練香
(
ねりこう
)” の例文
数寄屋の一間に、
毛氈
(
もうせん
)
を敷きのべ、茶菓、煙草をととのえ、火入れには
練香
(
ねりこう
)
をしのばせて、御寮人のお
勢
(
せい
)
と、娘のお鶴は、客を迎えたが、長岡佐渡は
宮本武蔵:08 円明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
たしなみのある、言わば、風雅な職人でもある闇太郎は、香炉に、良い匂いのする
練香
(
ねりこう
)
をくべた。
雪之丞変化
(新字新仮名)
/
三上於菟吉
(著)
“練香”の解説
練香(ねりこう)とは粉末状の香木やスパイス、ハーブなどを蜂蜜やアラビアゴム等で練って固形状にしたもの。日本では蜂蜜、梅肉、貝殻などの甲香(こうこう)等が使われ「薫物(たきもの)」とも呼ばれる。
(出典:Wikipedia)
練
常用漢字
小3
部首:⽷
14画
香
常用漢字
小4
部首:⾹
9画
“練”で始まる語句
練
練絹
練塀
練習
練馬
練塀小路
練衣
練磨
練兵場
練物