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絞
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くび
ふりがな文庫
“
絞
(
くび
)” の例文
絞
(
くび
)
られたり、水へ突っ込まれたり、この間から五六人も死体になって現われたのですから、十二支組が仲間割れをしたか、それとも
銭形平次捕物控:007 お珊文身調べ
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
陪審人が
僧正
(
ビショップ
)
の夕餐に
与
(
あずか
)
るためには、罪人が一人
絞
(
くび
)
り殺される——って。だいたい、父という人物が、そういった
僧正
(
ビショップ
)
みたいな男なんです。
黒死館殺人事件
(新字新仮名)
/
小栗虫太郎
(著)
その又殺し方が、自動車へ乗せて、
徐家滙
(
じょかわい
)
近傍へ連れ出した挙句、
絞
(
くび
)
り殺したと云うのですから、支那では兎に角前例のない、新機軸を出した犯罪なのでしょう。
上海游記
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「
愛
(
うつく
)
しき
我
(
あ
)
が
汝兄
(
なせ
)
の命、かくしたまはば、
汝
(
いまし
)
の國の人草、
一日
(
ひとひ
)
に
千頭
(
ちかしら
)
絞
(
くび
)
り殺さむ」とのりたまひき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
絞
(
くび
)
れ死にぬ。
海豹と雲
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
▼ もっと見る
絞
(
くび
)
られたり、水へ突つ込まれたり、此間から五六人も死骸になつて現はれたのですから、十二支組が仲間割れしたか、それとも
銭形平次捕物控:007 お珊文身調べ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
掻きわけて入ってみると、お角は浅ましくも
床
(
とこ
)
の中に
絞
(
くび
)
り殺されて、不気味な白い眼に、怨み多い壁の穴を
睨
(
にら
)
んでいるのでした。
銭形平次捕物控:064 九百九十両
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
掻きわけて入つて見ると、お角は淺ましくも床の中に
絞
(
くび
)
り殺されて、無氣味な白い眼に、
怨
(
うらみ
)
多い壁の穴を睨んでゐるのでした。
銭形平次捕物控:064 九百九十両
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「落ちついていちゃいけませんよ、親分。宮永町の石井家の下女、あのお新というちょいとした年増が、
絞
(
くび
)
り
殺
(
ころ
)
されて、
藍染川
(
あいぞめがわ
)
に叩き込まれて居ましたよ」
銭形平次捕物控:241 人違い殺人
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
何者とも知れぬ曲者に
絞
(
くび
)
り殺され、二十五の若さで、痛々しくも死んでゐたといふのです。
銭形平次捕物控:280 華魁崩れ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「一度紐で
絞
(
くび
)
り殺して置いて、その上から臼を落したのだよ」
銭形平次捕物控:246 万両分限
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
“絞(
絞首刑
)”の解説
絞首刑(こうしゅけい)とは、死刑の一種で、絞殺する刑罰である。絞死刑(こうしけい)または絞殺刑(こうさつけい)ともいう。
(出典:Wikipedia)
絞
常用漢字
中学
部首:⽷
12画
“絞”を含む語句
絞殺
絞首台
鳴海絞
豆絞
子絞
角絞
絞木
一絞
絞盤
絞首
絞臺
紺絞
揚錨絞盤
緋鹿子絞
鹿子絞
振絞
絞罪
絞染
絞出
取絞
...