“糊澤山”の読み方と例文
新字:糊沢山
読み方割合
のりだくさん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蒸暑(むしあつ)い夜(よ)で、糊澤山(のりだくさん)な浴衣(ゆかた)を抱(だ)きながら、涼(すゞ)んで居(ゐ)ると、例(れい)の柳(やなぎ)の葉越(はごし)に影(かげ)が射(さ)す、五日(いつか)ばかりの月(つき)に電燈(でんとう)は點(つ)けないが、二階(にかい)を見透(みとほし)の表(おもて)の縁(えん)に、鐵燈籠(かなどうろう)の燈(ひ)ばかり一(ひと)つ、峰(みね)の堂(だう)でも見(み)るやうに
浅茅生 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)