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簡短
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かんたん
ふりがな文庫
“
簡短
(
かんたん
)” の例文
こんなやうな
簡短
(
かんたん
)
な
応答
(
おうとう
)
が、
私
(
わたし
)
と
彼等
(
かれら
)
のあいだに
失望的
(
しつぼうてき
)
な
笑
(
わら
)
ひと
共
(
とも
)
に
取
(
と
)
り
交
(
かわ
)
された。しかし
話
(
はな
)
せないのは
私
(
わたし
)
ばかりではなかつた。
大抵
(
たいてい
)
は
話
(
はな
)
せないのであつた。
微笑の渦
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
ジルケ教授のこの著述は
簡短
(
かんたん
)
なれども日本美術に対する著者独創の意見の
頗
(
すこぶ
)
る見るべきものあり。
江戸芸術論
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
虎ヶ窟に於て
是
(
これ
)
ほどの事件が
出来
(
しゅったい
)
している間に、
彼
(
か
)
のお葉と重太郎とは、
何処
(
どこ
)
に何をしていたであろう。二人に関する昨夜以来の
成行
(
なりゆき
)
を、ここで
簡短
(
かんたん
)
に説明せねばならぬ。
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
蕪村が漢語を用ゐたるは種々の便利ありしに
因
(
よ
)
るべけれど、第一に漢語が国語より
簡短
(
かんたん
)
なりしに因らずんばあらず、複雑なる意匠を十七、八字の中に含めんには簡短なる漢語の必要あり。
俳人蕪村
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
お父さんの話は
何時
(
いつ
)
でも
簡短
(
かんたん
)
で、そして明瞭だ。
出発
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
▼ もっと見る
差出人はガニマール刑事で、文句は
簡短
(
かんたん
)
に
探偵小説アルセーヌ・ルパン
(新字新仮名)
/
モーリス・ルブラン
(著)
「
委
(
くわ
)
しく云えば長いことだが、まあ
簡短
(
かんたん
)
に説明すると、こんな理屈になるんだ。」
飛騨の怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
簡
常用漢字
小6
部首:⽵
18画
短
常用漢字
小3
部首:⽮
12画
“簡”で始まる語句
簡單
簡単
簡
簡勁
簡雍
簡素
簡易
簡牘
簡便
簡単服