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簡勁
ふりがな文庫
“簡勁”の読み方と例文
読み方
割合
かんけい
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かんけい
(逆引き)
ドビュッシーほど詩はないが、ドビュッシーよりはリアリスティックで技巧はもっと
精微
(
せいち
)
であり
簡勁
(
かんけい
)
でもあった。レコードは
夥
(
おびただ
)
しい。
楽聖物語
(新字新仮名)
/
野村胡堂
、
野村あらえびす
(著)
が、それにもかかわらず、この小説は内部に蔵された精神の逞ましさと、
簡勁
(
かんけい
)
な表現の緊密さにおいて、驚くばかり芸術的な名作である。
クロイツェル・ソナタ:02 解題
(新字新仮名)
/
米川正夫
(著)
彼は和歌の簡単を斥けて唐詩の複雑を借り来れり。国語の柔軟なる、冗長なるに飽きはてて
簡勁
(
かんけい
)
なる、豪壮なる漢語もて我不足を補ひたり。
俳人蕪村
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
簡勁(かんけい)の例文をもっと
(14作品)
見る
“簡勁”の意味
《名詞》
簡 勁 (かんけい)
文章などが簡潔で力強いこと。
(出典:Wiktionary)
簡
常用漢字
小6
部首:⽵
18画
勁
漢検1級
部首:⼒
9画
“簡”で始まる語句
簡單
簡単
簡
簡雍
簡短
簡素
簡牘
簡易
簡便
簡単服
“簡勁”のふりがなが多い著者
野村あらえびす
米川正夫
内村鑑三
小栗虫太郎
蒲原有明
正岡子規
斎藤茂吉
中里介山
永井荷風
夢野久作