トップ
>
移住
>
うつりす
ふりがな文庫
“
移住
(
うつりす
)” の例文
もとは
城側
(
しろわき
)
の広小路といふところに士族屋敷の一つを構へたとか、其はもうずつと
旧
(
ふる
)
い話で、下高井の方から帰つて来た時に、今のところへ
移住
(
うつりす
)
んだのである。
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
近頃四谷に
移住
(
うつりす
)
みてよりはふと
東坡
(
とうば
)
が酔余の
手跡
(
しゅせき
)
を見その
飄逸
(
ひょういつ
)
豪邁
(
ごうまい
)
の筆勢を
憬慕
(
けいぼ
)
し
法帖
(
ほうじょう
)
多く
購求
(
あがないもと
)
めて
手習
(
てならい
)
致しける故
唐人
(
とうじん
)
が
行草
(
ぎょうそう
)
の書体訳もなく
読得
(
よみえ
)
しなり。何事も日頃の心掛によるぞかし。
矢はずぐさ
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
柏崎海軍少尉
(
かしはざきかいぐんせうゐ
)
の
夫人
(
ふじん
)
に、
民子
(
たみこ
)
といつて、
一昨年
(
いつさくねん
)
故郷
(
ふるさと
)
なる、
福井
(
ふくゐ
)
で
結婚
(
けつこん
)
の
式
(
しき
)
をあげて、
佐世保
(
させぼ
)
に
移住
(
うつりす
)
んだのが、
今度
(
こんど
)
少尉
(
せうゐ
)
が
出征
(
しゆつせい
)
に
就
(
つ
)
き、
親里
(
おやざと
)
の
福井
(
ふくゐ
)
に
歸
(
かへ
)
り、
神佛
(
しんぶつ
)
を
祈
(
いの
)
り、
影膳
(
かげぜん
)
据
(
す
)
ゑつつ
座
(
ざ
)
にある
如
(
ごと
)
く
雪の翼
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
“移住”の解説
移住(いじゅう、en: migration)とは、生活の場である住居地を替えること。住む場所を変えること。他の土地に
移
り
住
むこと。
(出典:Wikipedia)
移
常用漢字
小5
部首:⽲
11画
住
常用漢字
小3
部首:⼈
7画
“移住”で始まる語句
移住後
移住民
移住民族