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禍
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か
ふりがな文庫
“
禍
(
か
)” の例文
之に遇えば物に害あり。
故
(
ゆえ
)
に
大厲
(
だいれい
)
門に入りて
晋景
(
しんけい
)
歿
(
ぼっ
)
し、
妖豕
(
ようし
)
野
(
の
)
に
啼
(
な
)
いて
斉襄
(
せいじょう
)
殂
(
そ
)
す。
禍
(
か
)
を
降
(
くだ
)
し
妖
(
よう
)
をなし、
災
(
さい
)
を
興
(
おこ
)
し
薜
(
せつ
)
をなす。
牡丹灯籠 牡丹灯記
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
禍
(
か
)
を転じて、福となすには、徐庶をこの地に引きとどめ、益〻、防備を固めるにあります。必然、曹操は、徐庶に見切りをつけて、その母を殺すでしょう。
三国志:06 孔明の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
帆村は怪人の自動車を追いかけるひまひまに、どてらの
禍
(
か
)
をくりかえしくりかえし後悔していた。
蠅男
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
不知火銭……おおぜいへ撒くんだから、もとより一包みの銭の
額
(
たか
)
は知れたものだが、これを手に入れれば、何よりもひとつの
記念品
(
スーベニイル
)
で、そのうえ、
禍
(
か
)
を払い、福を招くと言われた。
丹下左膳:02 こけ猿の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
禍
(
か
)
を転じて福とする——いわゆる用兵上の将語をやはり心得ている。
新書太閤記:11 第十一分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
「なるほど、壁に耳あり、後にスパイありというわけじゃね。よろしい。今日只今より、大いに気をつける。
尤
(
もっと
)
も、わしはスパイ
禍
(
か
)
をさけることなら、上海でもって、相当修業して来ておりますわい」
独本土上陸作戦:――金博士シリーズ・3――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
“禍”の解説
禍(か)
(出典:Wikipedia)
禍
常用漢字
中学
部首:⽰
13画
“禍”を含む語句
災禍
禍害
禍殃
禍根
奇禍
禍乱
禍機
禍津日
禍福
禍事
八十禍津日
大禍津日
惨禍
禍因
黄禍論
戦禍
吉凶禍福
筆禍
筆禍史
言八十禍津日
...