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祝事
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しゆくじ
○
按るに、
壻に水を
灌ぐ事は、男の
阳火に女の
阴の水をあぶせて子をあらしむるの
咒事にて、
妻の火を
留るといふ
祝事也。
すべておのれ/\が
家業にあづかるものゝひなかたを掛る、これその
業の福をいのるの
祝事なり。もちばなを作るはおほかたわかきものゝ
手業なり。
すべておのれ/\が
家業にあづかるものゝひなかたを掛る、これその
業の福をいのるの
祝事なり。もちばなを作るはおほかたわかきものゝ
手業なり。
○さて又おんべといふ物を作りてこの左義長に
翳て火をうつらせ
焼を
祝事とす、おんべは御
ン幣の
訛言なり。
○さて又おんべといふ物を作りてこの左義長に
翳て火をうつらせ
焼を
祝事とす、おんべは御
ン幣の
訛言なり。
百樹案に、
件の風土記に
再び
荊棘の
条を取り
香花神前に
挿といひしは、
餅花を
神棚へ
供ずる事を聞て
粥杖の事と
混錯して記したるなるべし。
然りとすれば
餅花も古き
祝事なり。