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直
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あたへ
およそこの倭建の命、國
平けに𢌞り
行でましし時、
久米の
直が祖、名は七
拳脛、
恆に
膳夫として御伴仕へまつりき。
また
秦の
造の祖、
漢の
直の祖、また
酒を
釀むことを知れる人、名は
仁番、またの名は
須須許理等、まゐ渡り來つ。かれこの須須許理、大御酒を
釀みて獻りき。
ここに天皇、
吉備の
海部の
直が女、名は
黒日賣それ
容姿端正しと聞こしめして、
喚上げて使ひたまひき。然れどもその大后の嫉みますを
畏みて、本つ國に逃げ下りき。
“直”の意味
《名詞》
(じき)
(じか)
(あたい/あたえ 歴史的仮名遣い:あたひ/あたへ)古代日本において、県主等に与えられた姓。
(すぐ)将棋の棋譜での用語で、駒をまっすぐ前に進めること。
《形容動詞》
(じき)短い期間のうちに、すぐにと言うわけではないが、そうなるまでに大きな変化はなく。
(出典:Wiktionary)