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盃
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はい
ふりがな文庫
“
盃
(
はい
)” の例文
どの店へ入っても四、五
盃
(
はい
)
ずつウイスキーばかり飲みつづけるので、いつも強酒の清岡も今夜は足元が大分危くなった。
つゆのあとさき
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
秋山氏は日露戦役当時馬に乗りくたびれると、よく
楊
(
やなぎ
)
の木の下に、粗末な
卓子
(
テーブル
)
をおいて、
麦酒
(
ビール
)
の
盃
(
はい
)
をふくんだものだ。
茶話:05 大正八(一九一九)年
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
冷たくなった焼き味噌も
炙
(
あぶ
)
り直せば、それでも夜の酒のさかなになった。やがて半蔵は好きなものにありついて、だれに遠慮もなく
手酌
(
てじゃく
)
で
盃
(
はい
)
を重ねながら、また平田門人の生くべき道を思いつづけた。
夜明け前:04 第二部下
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
次におのれの手を洗ひ、
盃
(
はい
)
に葡萄の美酒滿たし、 230
イーリアス:03 イーリアス
(旧字旧仮名)
/
ホーマー
(著)
新春
(
ノールーズ
)
にはチューリップの
盃
(
はい
)
上げて
ルバイヤート
(新字新仮名)
/
オマル・ハイヤーム
(著)
▼ もっと見る
牡丹散る
盃
(
はい
)
を
銜
(
ふく
)
みて
悼
(
いた
)
まばや
六百句
(新字新仮名)
/
高浜虚子
(著)
琥珀の
盃
(
はい
)
を
嘴
(
くち
)
にふくみて
枯草
(新字旧仮名)
/
野口雨情
(著)
感謝の
盃
(
はい
)
を捧ぐべく、クロニーオーン惠む時。
イーリアス:03 イーリアス
(旧字旧仮名)
/
ホーマー
(著)
星の
下
(
もと
)
誰にも一度はめぐるその
盃
(
はい
)
。
ルバイヤート
(新字新仮名)
/
オマル・ハイヤーム
(著)
しづかに甘露の
盃
(
はい
)
を含め。
泣菫詩抄
(旧字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
二重の
盃
(
はい
)
をアキリュウス、アカイア族の集團の
イーリアス:03 イーリアス
(旧字旧仮名)
/
ホーマー
(著)
お前は
盃
(
はい
)
に
葡萄
(
ぶどう
)
の血汐を流せ。
ルバイヤート
(新字新仮名)
/
オマル・ハイヤーム
(著)
“盃”の解説
盃(さかづき)は、主に日本酒を飲むために用いる器。坏あるいは酒坏とも書く。小さなものは盞ともいう。
(出典:Wikipedia)
盃
漢検準1級
部首:⽫
9画
“盃”を含む語句
洋盃
一盃
大盃
酒盃
盃事
祝盃
別盃
御盃
盃形
盃洗
硝子盃
水盃
小盃
玻璃盃
硝盃
床盃
安政三組盃
腰高盃
盃中
盃盤狼藉
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