“盃中”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
はいちゅう50.0%
はいちゆう50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
水雑炊と薺粥とを一緒にするのは少し妙だけれども、この筆法を以てすれば、薺粥にも似たような効能があるのかも知れぬ。盃中はいちゅうの趣を解せぬわれわれは宿酔の対策もまた不案内である。
古句を観る (新字新仮名) / 柴田宵曲(著)
実際また経基の言は未然を察してあたつてゐるとは云へ、興世王武芝等の間の和解をすゝめに来た者を、目前の形勢を自分が誤解して、盃中はいちゆうの蛇影に驚き、恨みを二人に含んで
平将門 (新字旧仮名) / 幸田露伴(著)