白井しらゐ)” の例文
ふべき場合ばあひではないけれども、まことにてん美祿びろくである。家内かない一口ひとくちした。不斷ふだん一滴いつてきたしなまない、一軒いつけんとなりの齒科しくわ白井しらゐさんも、しろ仕事着しごとぎのまゝでかたむけた。
露宿 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
見ただけで、気持が悪くなるよ。すぐに、こつちへ来て、僕たちと一緒に暮し給へ。白井しらゐ大根
ゴボウ君と大根君 (新字旧仮名) / 村山籌子(著)
白井しらゐさんの姿すがたは、よりもつきらされて、正面しやうめんえんつて、雨戸あまど一枚いちまいづゝがら/\としまつてく。
露宿 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
口々くち/″\かはして、寂然しんとしたみちながら、往來ゆききあわたゞしいまちを、白井しらゐさんの家族かぞくともろともに立退たちのいた。
露宿 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)