うと)” の例文
ところじつ厚利こうりさんとしてあらは名高めいかうものなるに、これくに名高めいかうもつてせば、すなはあらは其身そのみをさめてじつこれうとんぜん。
子游曰く、君につかえて(責)むればすなわ(則)ちはずかしめられ、朋友に(交わりて)むればすなわうとんぜらる。
孔子 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
養家に行きて気随気儘きずいきままに身を持崩し妻にうとまれ、又は由なき事に舅を恨みそしりて家内に風波を起し、ついに離縁されても其身の恥辱とするに足らざるか。ソンナ不理窟はなかる可し。
女大学評論 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)