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なりはひ
ふりがな文庫
“
生業
(
なりはひ
)” の例文
世に
生業
(
なりはひ
)
も数多く候に、優き優き御心根にもふさはしからぬ
然
(
さ
)
やうの道に
御入
(
おんい
)
り
被成候
(
なされさふらふ
)
までに、世間は
鬼々
(
おにおに
)
しく
御前様
(
おんまへさま
)
を苦め
申候
(
まをしさふらふ
)
か。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
即ち小林六太夫の操座では男子は人形を舞はし、婦女は
巫子
(
みこ
)
となつて占卜をしてゐた。之れは恐らく非常に古くから彼等の取つてゐた
生業
(
なりはひ
)
だつたのであらう。
淡路人形座訪問:其の現状と由来
(旧字旧仮名)
/
竹内勝太郎
(著)
生業
(
なりはひ
)
は奪はれ、税金は高くなり、諸式は
騰
(
あが
)
り、増えるのは小供許り。
赤痢
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
阿蘭陀
(
おらんだ
)
の
商人
(
あきびと
)
たちは自らの
生業
(
なりはひ
)
のためにこれを
遺
(
のこ
)
しき
つゆじも
(新字旧仮名)
/
斎藤茂吉
(著)
其の
生業
(
なりはひ
)
をもたづね、
己
(
おの
)
が身の上をもかたりていふ。
雨月物語:02 現代語訳 雨月物語
(新字新仮名)
/
上田秋成
(著)
▼ もっと見る
彼の人々も
生業
(
なりはひ
)
に、面作りはなされまいが……。
修禅寺物語
(旧字旧仮名)
/
岡本綺堂
(著)
渡りあるきの
生業
(
なりはひ
)
の
昨日
(
きのふ
)
の
疲
(
つか
)
れ
東京景物詩及其他
(新字旧仮名)
/
北原白秋
(著)
身の
生業
(
なりはひ
)
となりにけり
藤村詩抄:島崎藤村自選
(旧字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
“生業”の意味
《名詞》
生 業(せいぎょう、なりわい、すぎわい)
生活のための仕事。
(出典:Wiktionary)
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
業
常用漢字
小3
部首:⽊
13画
“生”で始まる語句
生
生命
生憎
生活
生涯
生々
生垣
生物
生温
生死