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琢
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みが
ふりがな文庫
“
琢
(
みが
)” の例文
省愼
(
たしな
)
み置たるとは
是
(
これ
)
又
(
また
)
僞
(
いつは
)
りなるべし大方皆
盜
(
ぬす
)
み取たる物ならん茲な
大盜人
(
おほぬすびと
)
めと樣々に
惡口
(
あくこう
)
なしければ元より
武道
(
ぶだう
)
を
琢
(
みが
)
く大橋文右衞門
賊名
(
ぞくみやう
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
懇ろに宝石の韻をちりばめた、純金属の格子細工のやうに、
琢
(
みが
)
きあげたわたくしの
詩
(
うた
)
で、おんみの
御頭
(
おつむり
)
の為に、大宝冠を造るでござりませう。
或るまどんなに:西班牙風の奉納物
(新字旧仮名)
/
シャルル・ピエール・ボードレール
(著)
だから、剣者が彫刻をするのは、剣のこころを
琢
(
みが
)
くためだし、仏者が
刀
(
とう
)
を持って彫るのは、やはり無我の境地から、
弥陀
(
みだ
)
の心に近づこうとするためにほかならない。
宮本武蔵:05 風の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
東大寺は
常在不滅
(
じやうざいふめつ
)
、
実報寂光
(
じつぱうじやくくわう
)
の生身の御仏と
思
(
おぼし
)
めし
準
(
なずら
)
へて、聖武皇帝、
手
(
てづか
)
ら
親
(
みづか
)
ら
琢
(
みが
)
き
立
(
たて
)
給ひし金銅十六丈の
廬舎那仏
(
るしやなぶつ
)
、
烏瑟
(
うしつ
)
高く
顕
(
あらは
)
れて、半天の雲にかくれ、
白毫
(
びやくがう
)
新に
拝
(
をがま
)
れ給ひし満月の尊容も
大和古寺風物誌
(新字新仮名)
/
亀井勝一郎
(著)
石づくゑ、
琢
(
みが
)
ける
面
(
おも
)
の
有明集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
琢
漢検準1級
部首:⽟
11画
“琢”を含む語句
琢磨
彫琢
切磋琢磨
昌琢
雕琢
琢堂
玄琢
安琢
忠琢成器
字叔琢
洗煉琢磨
狩野洞琢
多紀安琢
団琢磨
琢弥
叔琢
琢磨兵林
良琢
英琢
鏤刻琢磨
...