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焦
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じら
ふりがな文庫
“
焦
(
じら
)” の例文
そんならそうと、早くおっしゃって下さればいいに、
焦
(
じら
)
さないで早くそれをここへ出して頂戴な
大菩薩峠:36 新月の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
このポンコツというのは我々鉄道屋仲間の言葉で
轢死
(
れきし
)
のことをいうのですが、私も昨年学校を
卒
(
で
)
てすぐ鉄道の試験を受け、幸い合格はしたもののどういう関係かさんざ
焦
(
じら
)
された
揚句
(
あげく
)
穴
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
「へえとんだ相伴役さ。人
焦
(
じら
)
しの相伴野郎。ではいよいよ云わねえつもりか!」
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
他
(
ひと
)
を置き去りにして、何とかして何とか、てててててと云う
唄
(
うた
)
をうたって、大いに
焦
(
じら
)
して置いて、他が
大迷
(
おおまご
)
つきに、
迷
(
まご
)
ついて、穴の
角
(
かど
)
へ頭をぶっつけて割って見ようとまで思ったあげく
坑夫
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
金銭に積ってはいくらでもないが、ある方面の神経を
焦
(
じら
)
すにはくっきょうな
利目
(
ききめ
)
のある仕事だ
大菩薩峠:20 禹門三級の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
▼ もっと見る
変に人
焦
(
じら
)
しの野郎じゃねえか。……あ、柄から手を放しやがった
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「さあいつ頃帰るかな」わざと
焦
(
じら
)
すような口調をもって
任侠二刀流
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“焦”の解説
焦(しょう)は、西周時代の諸侯国。
『史記』周本紀によると周の武王は神農氏の末裔を焦(現在の河南省三門峡市陝州区)に封じたとある。
『竹書紀年』の記載によると、周の幽王七年(紀元前775年)焦は虢によって滅亡した。
(出典:Wikipedia)
焦
常用漢字
中学
部首:⽕
12画
“焦”を含む語句
焦燥
焦慮
焦躁
焦心
焦点
焦立
焦々
焦眉
焦土
焦熱
焼焦
焦死
黒焦
焦茶
日焦
焦茶色
焦臭
焦熱地獄
小焦
麦焦
...