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焦臭
ふりがな文庫
“焦臭”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
きなくさ
50.0%
こげくさ
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
きなくさ
(逆引き)
夕方、村に、
焦臭
(
きなくさ
)
い靄が低くこめる。山裾の町の電燈が、点々と燦き出すのを、広い耕地越しに縁側に立って眺める。
伸子
(新字新仮名)
/
宮本百合子
(著)
一體この青い煙は何處から流れて來るのかを知らうと見𢌞してゐると、私は更に、ひどく
焦臭
(
きなくさ
)
いのに氣がついた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
焦臭(きなくさ)の例文をもっと
(3作品)
見る
こげくさ
(逆引き)
大原「小山君、味の
善
(
い
)
い物は
皆
(
み
)
なお登和さんの料理だ。少々不出来なものは奥さんの手になったのだし、
干瓢
(
かんぴょう
)
の
焦臭
(
こげくさ
)
いのは僕が手伝ったのだ」
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
「
此
(
こ
)
ら
駄目
(
だめ
)
だ、
焦臭
(
こげくさ
)
くしツちやつた、
酒
(
さけ
)
沸
(
わか
)
すのにや
畢
(
を
)
へねえどうも
氣
(
き
)
をつけなくつちや、
酒
(
さけ
)
と
茶
(
ちや
)
はちつとでも
臭味
(
くさみ
)
移
(
うつ
)
らさんだから」
小柄
(
こがら
)
な
爺
(
ぢい
)
さんは
茶碗
(
ちやわん
)
を
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
焦臭(こげくさ)の例文をもっと
(3作品)
見る
焦
常用漢字
中学
部首:⽕
12画
臭
常用漢字
中学
部首:⾃
9画
“焦”で始まる語句
焦
焦躁
焦燥
焦心
焦立
焦々
焦慮
焦点
焦茶
焦眉
“焦臭”のふりがなが多い著者
シャーロット・ブロンテ
村井弦斎
林不忘
長塚節
泉鏡花
宮本百合子