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清経
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きよつね
ふりがな文庫
“
清経
(
きよつね
)” の例文
そのとき、門外よりひづめの音がして、門の中に入ってきたのは、実弟の資盛始め、
清経
(
きよつね
)
、有経、
忠房
(
ただふさ
)
、
師盛
(
もろもり
)
たちだった。
現代語訳 平家物語:07 第七巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
その日、
清経
(
きよつね
)
に
伴
(
ともな
)
われて、静は、
頼朝
(
よりとも
)
夫妻の前に出た。——初めて、実にきょう初めて、わが良人と血をわけている兄なる人と、
嫂
(
あによめ
)
の君とを見たのであった。
日本名婦伝:静御前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
碧梧桐
(
へきごとう
)
来て謡曲二番
謡
(
うた
)
ひ去る。
曰
(
いは
)
く
清経
(
きよつね
)
曰く
蟻通
(
ありどおし
)
。(六月十二日)
墨汁一滴
(新字旧仮名)
/
正岡子規
(著)
明けて
文治
(
ぶんじ
)
二年の一月末には、静も母も、鎌倉幕府の罪人として、
安達
(
あだち
)
新
(
しん
)
三
郎
(
ろう
)
清経
(
きよつね
)
の
邸
(
やしき
)
に預けられていた。
日本名婦伝:静御前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
この年の十月には、
清経
(
きよつね
)
の中将が、この世に見限りをつけて入水なさった悲しい事件もありました。
現代語訳 平家物語:13 灌頂の巻
(新字新仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
平知盛
(
たいらのとももり
)
と
清経
(
きよつね
)
の二将が、ものものしく押し下ったが、頼朝の軍に出遭うと、
一
(
ひと
)
たまりもなく、
墨俣川
(
すのまたがわ
)
にやぶられて、
散走乱離
(
さんそうらんり
)
に、味方の統制すらつかない状態であるという沙汰も
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と、
清経
(
きよつね
)
に対して、不機嫌を示した。
日本名婦伝:静御前
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
清
常用漢字
小4
部首:⽔
11画
経
常用漢字
小5
部首:⽷
11画
“清”で始まる語句
清
清々
清水
清浄
清冽
清楚
清潔
清元
清洲
清明