“きよつね”の漢字の書き方と例文
語句割合
清経100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
明けて文治ぶんじ二年の一月末には、静も母も、鎌倉幕府の罪人として、安達あだちしんろう清経きよつねやしきに預けられていた。
日本名婦伝:静御前 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この年の十月には、清経きよつねの中将が、この世に見限りをつけて入水なさった悲しい事件もありました。
平知盛たいらのとももり清経きよつねの二将が、ものものしく押し下ったが、頼朝の軍に出遭うと、ひとたまりもなく、墨俣川すのまたがわにやぶられて、散走乱離さんそうらんりに、味方の統制すらつかない状態であるという沙汰も
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)