“蟻通”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ありどお50.0%
ありどおし50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いちばん有名なのは七曲ななわたの玉の、一名を蟻通ありどおしという話、これは今から千年も昔、紀貫之きのつらゆきの時代よりも前の事とさえ言われている。大きな玉に穴がとおっていて、その穴がなかで七つも曲っている。
母の手毬歌 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
碧梧桐へきごとう来て謡曲二番うたひ去る。いは清経きよつね曰く蟻通ありどおし。(六月十二日)
墨汁一滴 (新字旧仮名) / 正岡子規(著)