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注射
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ちゅうしゃ
ふりがな文庫
“
注射
(
ちゅうしゃ
)” の例文
「お
医者
(
いしゃ
)
さんに
注射
(
ちゅうしゃ
)
してもらったけれど、いたみがとれなければ、
入院
(
にゅういん
)
して
手術
(
しゅじゅつ
)
するんだって、こまってしまったよ。」と、
正吉
(
しょうきち
)
が
力
(
ちから
)
なくいうと
空にわく金色の雲
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
君の親戚が当時余の
僑居
(
きょうきょ
)
と同じく
原宿
(
はらじゅく
)
にあったので、君はよく親戚に来るついでに遊びに来た。親戚の家の
飼犬
(
かいいぬ
)
に噛まれて、用心の為数週間芝の
血清
(
けっせい
)
注射
(
ちゅうしゃ
)
に通うたなぞ云って居た。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
「
注射
(
ちゅうしゃ
)
をしていただいたら、なおりませんでしょうか。」と、
母
(
はは
)
はわが
子
(
こ
)
の、
身
(
み
)
の
上
(
うえ
)
を
気
(
き
)
づかいながら
聞
(
き
)
くのでした。
空にわく金色の雲
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
注射
(
ちゅうしゃ
)
をしてもらったけれど、ききめがなく、これから、いやがるのをつれて、
手術
(
しゅじゅつ
)
をうけに
医者
(
いしゃ
)
のところへ
出
(
で
)
かけるのだ——と、ほんとうのことを
話
(
はな
)
したのでした。
空にわく金色の雲
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
ものにおびえるような
目
(
め
)
つきは、
日
(
ひ
)
に
幾回
(
いくかい
)
となく、ゲリゾン
注射
(
ちゅうしゃ
)
や、ぶどう
糖
(
とう
)
注射
(
ちゅうしゃ
)
や、ときには
輸血
(
ゆけつ
)
をもしなければならなかったので、そのたび
苦痛
(
くつう
)
を
訴
(
うった
)
えて、
泣
(
な
)
き
叫
(
さけ
)
ぶ
事実
(
じじつ
)
を
語
(
かた
)
るのであります。
雲と子守歌
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
▼ もっと見る
B医師
(
ビーいし
)
は、すぐに
老人
(
ろうじん
)
に
注射
(
ちゅうしゃ
)
を
打
(
う
)
ちました。
三月の空の下
(新字新仮名)
/
小川未明
(著)
“注射”の意味
《名詞》
注 射(ちゅうしゃ)
針を刺して体内に薬剤を注入すること。
(相撲界の隠語)八百長。
(出典:Wiktionary)
“注射”の解説
注射(ちゅうしゃ)とは、注射針を用いて直接体内に薬剤を注入する投与法。注射に使う器具を注射器という。
(出典:Wikipedia)
注
常用漢字
小3
部首:⽔
8画
射
常用漢字
小6
部首:⼨
10画
“注射”で始まる語句
注射器