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泣伏
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なきふ
ふりがな文庫
“
泣伏
(
なきふ
)” の例文
と
急
(
せ
)
き立てられ、孝助は止むを得ず形見の一刀腰に打込み、包を片手に立上り、主人の
命
(
めい
)
に随って脇差抜いて主人の
元結
(
もとゆい
)
をはじき、大地へ
慟
(
どう
)
と
泣伏
(
なきふ
)
し
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
左右
(
ひだりみぎ
)
に
土下座
(
どげざ
)
して、手を
支
(
つ
)
いていた中に
馬士
(
まご
)
もいた。一人が背中に私を
負
(
おぶ
)
うと、娘は駕籠から出て見送ったが、顔に
袖
(
そで
)
を当てて、
長柄
(
ながえ
)
にはッと
泣伏
(
なきふ
)
しました。それッきり。
薬草取
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
願ひあげたる事
赦
(
ゆる
)
し給へとて
泣伏
(
なきふ
)
したる娘が
體
(
てい
)
見るも
不便
(
ふびん
)
を
覺
(
おぼ
)
えけり
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「ああ神様※」文子は思わず叫んでそこへ
泣伏
(
なきふ
)
した。
骸骨島の大冒険
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
女房
(
にようばう
)
は
暫
(
しばら
)
く
泣伏
(
なきふ
)
し涙を
拭
(
ぬぐ
)
ひつゝ、竹
心眼
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
泣
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
伏
常用漢字
中学
部首:⼈
6画
“泣”で始まる語句
泣
泣面
泣出
泣腫
泣々
泣声
泣音
泣言
泣聲
泣叫