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水差
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みづさし
ふりがな文庫
“
水差
(
みづさし
)” の例文
起きて、
薄明
(
うすあか
)
りで着物を着た。しかし、今朝は、私たちは顏を洗ふ儀式なしで濟まさなければならなかつた——
水差
(
みづさし
)
の水が凍つてゐた。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
呼て只今
番頭樣
(
ばんとうさま
)
より今日は
殊
(
こと
)
によき
日和
(
ひより
)
ゆゑ
出帆
(
しゆつぱん
)
すべしとの事なり我等も
左樣
(
さやう
)
に存ずれば
急
(
いそ
)
ぎ
出帆
(
しゆつぱん
)
の用意有べしといふ
水差
(
みづさし
)
是を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
けれども、運よく
寢臺
(
ベッド
)
の布や木に火の移らないうちにお目覺めになつて、一生懸命
水差
(
みづさし
)
の水で火をお消しになつたのでございます。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
見て吉兵衞は杢右衞門に向ひ
兵庫
(
ひやうご
)
の
沖
(
おき
)
を今日
出帆
(
しゆつぱん
)
せんは如何といふ杢右衞門は
最早
(
もはや
)
三が日の
規式
(
ぎしき
)
も
相濟
(
あひすみ
)
殊に
長閑
(
のどか
)
なる
空
(
そら
)
なれば
御道理
(
ごもつとも
)
なりとて
水差
(
みづさし
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
仕たく思ふなり
太儀
(
たいぎ
)
ながら天氣を
見定
(
みさだ
)
め遠く
江戸廻
(
えどまは
)
りして
貰
(
もらひ
)
たしといふ杢右衞門は
頭
(
かしら
)
をかき是迄の
海上
(
かいじやう
)
の
深淺
(
しんせん
)
は
能
(
よく
)
存
(
ぞん
)
じたれば
水差
(
みづさし
)
も入らざりしが是から江戸への
海上
(
かいじやう
)
は
當所
(
たうしよ
)
にて水差を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
▼ もっと見る
背の高い女の子は出て行つて、めい/\、私には何だかわからないが何人前もの食物を載せた、そしてそれ/″\のお盆のまん中に、
水差
(
みづさし
)
と
湯呑
(
ゆのみ
)
が載つてゐるのを持つて直ぐに戻つて來た。
ジエィン・エア:02 ジエィン・エア
(旧字旧仮名)
/
シャーロット・ブロンテ
(著)
水
常用漢字
小1
部首:⽔
4画
差
常用漢字
小4
部首:⼯
10画
“水”で始まる語句
水
水際
水底
水溜
水上
水面
水晶
水嵩
水車
水瓶