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氣落
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きおち
ふりがな文庫
“
氣落
(
きおち
)” の例文
新字:
気落
川
(
かは
)
の
可恐
(
おそろ
)
しさに
氣落
(
きおち
)
がして、
殆
(
ほとん
)
ど
腰
(
こし
)
の
立
(
た
)
たない
男
(
をとこ
)
を、
女房
(
にようばう
)
が
手
(
て
)
を
曳
(
ひ
)
いて、
遠
(
とほ
)
くもない、
槐
(
ゑんじゆ
)
に
似
(
に
)
た
樹
(
き
)
の
森々
(
しん/\
)
と
立
(
た
)
つた、
青煉瓦
(
あをれんぐわ
)
で、
藁葺屋根
(
わらぶきやね
)
の、
妙
(
めう
)
な
住居
(
すまひ
)
へ
伴
(
ともな
)
つた。
みつ柏
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
歩行
(
ある
)
いて
居
(
ゐ
)
た
足
(
あし
)
も
留
(
とま
)
るまで、
落膽
(
がつかり
)
氣落
(
きおち
)
がしたらしい。
艶書
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
氣
部首:⽓
10画
落
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
“氣”で始まる語句
氣
氣色
氣味
氣遣
氣持
氣障
氣勢
氣質
氣分
氣高