“氣落”の読み方と例文
新字:気落
読み方割合
きおち100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かは可恐おそろしさに氣落きおちがして、ほとんこしたないをとこを、女房にようばういて、とほくもない、ゑんじゆ森々しん/\つた、青煉瓦あをれんぐわで、藁葺屋根わらぶきやねの、めう住居すまひともなつた。
みつ柏 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
歩行あるいてあしとまるまで、落膽がつかり氣落きおちがしたらしい。
艶書 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)