塩冶の内室は殿上に生い立って、上手の歌よみという噂がある。なまじいの文など書こうよりはと思案して、その古歌を書き申した。
			
		殿上でも、陛下のまえでも、この通りなことはあった。田植え、耕作のあいだにも、百姓たちは、すぐ舞った。飯を食い、水を飲む意欲と、同じにである。
			
		“殿上”の意味
		
		“殿上(昇殿)”の解説
		
		昇殿(しょうでん)とは、平安時代以降の日本の朝廷において、内裏清涼殿の南廂にある殿上の間に昇ることを許すことである。
昇殿による身分体系の制度を昇殿制(しょうでんせい)という。
(出典:Wikipedia)
		昇殿による身分体系の制度を昇殿制(しょうでんせい)という。
(出典:Wikipedia)