歩軍ほぐん)” の例文
平安軍を引いて突至し、燕兵千余を殺しゝも、王歩軍ほぐんさしまねいて縦撃しょうげきし、その陣を横貫し、断って二となしゝかば、南軍ついに乱れたり。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
すなはその(四九)歩軍ほぐんて、その(五〇)輕鋭けいえいと、(五一)ばいかうあはせてこれへり。孫子そんし其行そのかうはかるに、くれまさ馬陵ばりよういたるべし。馬陵ばりようみちせまくしてかたは(五二)阻隘そあいおほく、へいふくし。