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正直
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せうじき
ふりがな文庫
“
正直
(
せうじき
)” の例文
此
(
この
)
大漁獲
(
だいりよう
)
があつたので、
明日
(
あす
)
からは
餓死
(
うゑじに
)
の
心配
(
しんぱい
)
はないと
思
(
おも
)
ふと、
人間
(
にんげん
)
は
正直
(
せうじき
)
なもので、
其
(
その
)
夜
(
よ
)
の
夢
(
ゆめ
)
はいと
安
(
やす
)
く、
朝
(
あさ
)
の
寢醒
(
ねざめ
)
も
何時
(
いつ
)
になく
胸
(
むね
)
穩
(
おだやか
)
であつた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
何
(
なん
)
が
故
(
ゆへ
)
に
極
(
きは
)
めて
正直
(
せうじき
)
なる
心
(
こゝろ
)
を
以
(
もつ
)
て、
極
(
きは
)
めて
愛情
(
あいじよう
)
にひかさるべき
性情
(
せいじよう
)
を
以
(
も
)
て
而
(
しか
)
して
母
(
はゝ
)
と
妹
(
いもと
)
の
愛情
(
あいじよう
)
を
冷笑
(
れいしよう
)
するに
至
(
いた
)
りしや
「罪と罰」の殺人罪
(旧字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
此
(
この
)
男
(
をとこ
)
は
正直
(
せうじき
)
だから、
猛狒
(
ゴリラ
)
退治
(
たいぢ
)
の
手柄話
(
てがらばなし
)
は
勿論
(
もちろん
)
、
自分
(
じぶん
)
の
大失策
(
おほしくじり
)
をも、
人一倍
(
ひといちばい
)
の
大聲
(
おほごゑ
)
でやツて
退
(
の
)
けた。
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
“正直”の解説
正直(しょうじき・せいちょく。en: truthfulness)とは、正しく素直で、偽り・ごまかしをしない性質・態度。見せかけやごまかしではないさま。率直なさま。
「正直の頭に神宿る」
* 正直な人には、必ず神のご加護があるということ。
(出典:Wikipedia)
正
常用漢字
小1
部首:⽌
5画
直
常用漢字
小2
部首:⽬
8画
“正直”で始まる語句
正直者
正直正太夫
正直過
正直正銘
正直人
正直爺
正直角
正直一途
正直正當
正直質樸