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榮耀
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ええう
ふりがな文庫
“
榮耀
(
ええう
)” の例文
新字:
栄耀
「成程、そいつは氣が付かなかつた。あつしは縁側の方へ退きませう。
日向
(
ひなた
)
ぼつこをしながらお雜煮を祝ふのも、飛んだ
榮耀
(
ええう
)
ですぜ」
銭形平次捕物控:248 屠蘇の杯
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
悉皆
(
こと/″\
)
く己れが
榮耀
(
ええう
)
に遣ひけりお安は
旨々
(
うま/\
)
と長庵に欺かされ妹のお富迄も
浮川竹
(
うきかはたけ
)
の
流
(
なが
)
れの身と成りし事を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
時頼
世
(
よ
)
の有樣を觀て
熟〻
(
つら/\
)
思ふ
樣
(
やう
)
、扨も心得ぬ六波羅武士が
擧動
(
ふるまひ
)
かな、父なる人、祖父なる人は、昔知らぬ若殿原に行末短き
榮耀
(
ええう
)
の夢を貪らせんとて其の膏血はよも
濺
(
そゝ
)
がじ。
滝口入道
(旧字旧仮名)
/
高山樗牛
(著)
成し
罪滅
(
つみほろぼ
)
しと自分の身には
榮耀
(
ええう
)
は止め人に
施
(
ほどこ
)
す事
而已
(
のみ
)
爲
(
な
)
す故受取金も多けれども夫故
困
(
こま
)
る我が
身上
(
しんしやう
)
現在
(
げんざい
)
弟
(
おとゝ
)
が外成ぬ年貢の金に差支へ
手風
(
てかぜ
)
も
厭
(
いと
)
うて
育
(
そだ
)
てし娘を苦界へ沈める急場の難儀を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
預
(
あづか
)
りしと云ふ一
札迄
(
さつまで
)
渡
(
わた
)
し
置
(
お
)
き其儘別れて歸りける心の内に長庵は
仕濟
(
しすま
)
したりと大いに悦び彼五十兩の其金は
己
(
おの
)
れが
榮耀
(
ええう
)
酒肴
(
ざけさかな
)
遊女狂
(
いうぢよぐる
)
ひに
遣
(
つか
)
ひける然るに伊勢屋千太郎は
斯
(
かゝ
)
る事とは夢にも知らず心の中に今日は小夜衣が麹町へ來たか
翌
(
あす
)
は來るかと
指屈算
(
ゆびをりかぞ
)
へ日の
暮
(
くる
)
るのを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
榮
部首:⽊
14画
耀
漢検準1級
部首:⽻
20画
“榮耀”で始まる語句
榮耀榮華