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楽園
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パラダイス
ふりがな文庫
“
楽園
(
パラダイス
)” の例文
旧字:
樂園
といつても春の
楽園
(
パラダイス
)
で美しい姫等が、孔雀と戯れてゐるところとか、銀河の流れに緑の岸を伝ひほがらかな女神が琴をかなでゝゐるところとか
嘆きの孔雀
(新字旧仮名)
/
牧野信一
(著)
鋭いメスの先で一本一本神経を掘り出して行く時の触感、内臓に
刀
(
とう
)
を入れるときの手ごたえに私は酔うほどの悦楽を催おし、後には解剖学実習室が私にとって、
楽園
(
パラダイス
)
となりました。
三つの痣
(新字新仮名)
/
小酒井不木
(著)
アダムの
二本棒
(
にほんぼう
)
が
意地
(
いぢ
)
汚
(
きたな
)
さの
摂
(
つま
)
み
喰
(
ぐひ
)
さへ
為
(
せ
)
ずば
開闢
(
かいびやく
)
以来
(
いらい
)
五千
年
(
ねん
)
の
今日
(
こんにち
)
まで
人間
(
にんげん
)
は
楽園
(
パラダイス
)
の
居候
(
ゐさふらふ
)
をしてゐられべきにとンだ
飛
(
とば
)
ツ
塵
(
ちり
)
が
働
(
はたら
)
いて
喰
(
く
)
ふといふ
面倒
(
めんだう
)
を
生
(
しやう
)
じ〻は
扨
(
さて
)
も
迷惑
(
めいわく
)
千万
(
せんばん
)
の事ならずや。
為文学者経
(新字旧仮名)
/
内田魯庵
、
三文字屋金平
(著)
あたまをちょん切られた地境の黒松の軒に這いあがって、目もあやな薔薇のパーゴラをつくったので、わが家の庭は、さながら
新教徒
(
プロテスタント
)
の天国か、旧約聖書の
楽園
(
パラダイス
)
のようなおもむきになった。
我が家の楽園
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
そが夢みる
楽園
(
パラダイス
)
は生と死を懸けて
未婚婦人
(新字新仮名)
/
今野大力
(著)
楽
常用漢字
小2
部首:⽊
13画
園
常用漢字
小2
部首:⼞
13画
“楽”で始まる語句
楽
楽器
楽書
楽屋
楽隊
楽欲
楽々
楽進
楽焼
楽譜