“格安”の読み方と例文
読み方割合
かくやす100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あれは独逸(ドイツ)の方(ほう)から新荷(しんに)が着(つ)いたばかりだという種々(いろいろ)な玩具(おもちゃ)と一緒(いっしょ)に、あの丸善(まるぜん)の二階(かい)に並(なら)べてあったもので、異国(いこく)の子供(こども)の風俗(なり)ながらに愛(あい)らしく、格安(かくやす)で、しかも丈夫(じょうぶ)に出来(でき)ていた。
伸び支度 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
何(ど)うした事(こと)か、今年(ことし)は夏帽子(なつばうし)が格安(かくやす)だつたから、麥稈(むぎわら)だけは新(あたら)しいのをとゝのへたが、さつと降(ふ)つたら、さそくにふところへねぢ込(こ)まうし、風(かぜ)に取(と)られては事(こと)だと……ちよつと意氣(いき)にはかぶれない。
深川浅景 (旧字旧仮名) / 泉鏡花、泉鏡太郎(著)