かはり)” の例文
さ今の内お風呂ふろにでもおはいりなさつて少し御庭でも御覽なさいまし、おやすみ遊ばしての内私が御附申て升柄ますからと、看護婦にかはりしはかねとよびて年も同十七の氣に入
うづみ火 (旧字旧仮名) / 長谷川時雨(著)
ふみしめ徐々と出來る跡には役僧やくそう二人付そひ常にかはり行粧ありさまなりやがて門まで來り浪人にむか恭々うや/\しく是は/\山内先生には宜こそ御入來ごじゆらい成たりいざ御案内と先にすゝめ浪人らうにんおくする色なく引續ひきつゞいて隨ひ行ぬ扨此浪人の山内先生とは如何なる者といふにもと九條前關白殿下くでうさきのくわんぱくでんかの御家來にて山内伊賀亮やまのうちいがのすけしようせし者なり近年病身びやうしん
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)