書畫しよぐわ)” の例文
新字:書画
「ぢや貴方あなたべつ書畫しよぐわきで、らしつたわけでもないんですね」と自分じぶん誤解ごかいを、さも面白おもしろ經驗けいけんでもしたやうわらした。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
宗助そうすけついでだから、それと同時どうじに、叔父をぢ保管ほくわんたのんだ書畫しよぐわ骨董品こつとうひん成行なりゆきたしかめてた。すると、叔母をば
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
なに書畫しよぐわどころか、まるなにわからないやつです。あのみせ樣子やうすてもわかるぢやありませんか。骨董こつとうらしいものはひとつもならんでゐやしない。もとが紙屑屋かみくづやから出世しゆつせしてあれだけになつたんですからね
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)