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昼餐
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ちゅうさん
ふりがな文庫
“
昼餐
(
ちゅうさん
)” の例文
旧字:
晝餐
装束
(
しょうぞく
)
を解いて、書院へ上がった。やがて室をかえてから
昼餐
(
ちゅうさん
)
が運ばれ、主客の歓語は、さすがに
親睦
(
しんぼく
)
であった。
新書太閤記:10 第十分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
翌日、クンツはシュルツの家で
昼餐
(
ちゅうさん
)
をともにする約束だった。シュルツは心配そうに空をながめた。
ジャン・クリストフ:06 第四巻 反抗
(新字新仮名)
/
ロマン・ロラン
(著)
やまやという感心もせぬ旅宿に
昼餐
(
ちゅうさん
)
したため、白馬山におくられ、犀川よぎり、
小諸
(
こもろ
)
のあたり
浅間
(
あさま
)
山を
飽
(
あ
)
かず眺め、八ヶ岳、
立科
(
たてしな
)
山をそれよと指し、
落葉松
(
からまつ
)
の赤きに興じ、
碓氷
(
うすい
)
もこゆれば
雪の武石峠
(新字新仮名)
/
別所梅之助
(著)
昼餐
(
ちゅうさん
)
の支度はなかなかに手間が取れたり。ちょいとしたる御馳走ながら客が料理に
委
(
くわ
)
しき中川とて妻君も
如何
(
いか
)
ばかり心を労しけん。ややありて持出し来れる
膳
(
ぜん
)
の上には品数多く
列
(
なら
)
べられたり。
食道楽:春の巻
(新字新仮名)
/
村井弦斎
(著)
この王
昼餐
(
ちゅうさん
)
後、必ず人に秘して一物を食うに、その何たるを
識
(
し
)
る者なし。
十二支考:04 蛇に関する民俗と伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
▼ もっと見る
開拓使長官の使いを受けてその邸に参候するとこの礼装が用意されてあった。特に太政大臣のお召しであると長官は云い、堀はその上官に連れられてまかり出た。まことに
鄭重
(
ていちょう
)
な
昼餐
(
ちゅうさん
)
の饗応を受けた。
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
昼
常用漢字
小2
部首:⽇
9画
餐
漢検準1級
部首:⾷
16画
“昼”で始まる語句
昼
昼間
昼飯
昼食
昼寝
昼過
昼餉
昼夜
昼日中
昼中