“ちゅうさん”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
昼餐60.0%
昼三20.0%
中参10.0%
昼䬸10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
翌日、クンツはシュルツの家で昼餐ちゅうさんをともにする約束だった。シュルツは心配そうに空をながめた。
昼三ちゅうさん太夫たゆうなんてぜいは望まないが、せめて金猫銀猫とか、櫓下やぐらしたへ行くでもとか——
が、群集の中にまぎれ込んでいた三郎高徳の眼は、舞楽仮面ぶがくめん中参ちゅうさんの眸のごとく桟敷さじきの廉子を遠くからにらまえていた。
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
むかし美作みまさかノ国に、中参ちゅうさん高野かうやと申す神まします。
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その日も数人の客を招いて昼䬸ちゅうさんを䬸したが、それが終ってから、母親のほうの席へ呼ばれて来ていたさえと会った。父が亡くなってから、いちど伊兵衛が母を桃園へ食事をしに案内した。
彩虹 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)