中参ちゅうさん)” の例文
が、群集の中にまぎれ込んでいた三郎高徳の眼は、舞楽仮面ぶがくめん中参ちゅうさんの眸のごとく桟敷さじきの廉子を遠くからにらまえていた。
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
むかし美作みまさかノ国に、中参ちゅうさん高野かうやと申す神まします。
私本太平記:05 世の辻の帖 (新字新仮名) / 吉川英治(著)