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日日
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ひにち
ふりがな文庫
“
日日
(
ひにち
)” の例文
『実は手前どもへ一昨日の晩、かれこれ八時まわったころでもござりましょうか』——この
日日
(
ひにち
)
と時刻、よく聞いてるね、君?——
罪と罰
(新字新仮名)
/
フィヨードル・ミハイロヴィチ・ドストエフスキー
(著)
益満は、そんな人間だと思召して、万事、お任せ下さるならば、多少の
日日
(
ひにち
)
はかかりましても、心ず仕遂げて御覧に入れまする
南国太平記
(新字新仮名)
/
直木三十五
(著)
日日
(
ひにち
)
が延びると、世間では何のかんのと非難が聞え出す。さう
云
(
い
)
ふ中で、人知れずあせつたりぐれたりしながら、東へ走り西へ飛ぶ。まるで身も心も張り切るだけ張り切るんです。
探偵小説の魅力
(旧字旧仮名)
/
南部修太郎
(著)
「わかった。わかった。よし、承知。
日日
(
ひにち
)
と時間とを知らせてくれ。いつでも、行く」
花と龍
(新字新仮名)
/
火野葦平
(著)
磯五は、場所や
日日
(
ひにち
)
のことを詳しく聞いて、連中を作って出かけようと約束したのだ。
巷説享保図絵
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
▼ もっと見る
「
姿
(
すがた
)
隱
(
かく
)
れて
出
(
で
)
て
見
(
み
)
れば、
何
(
なに
)
知
(
し
)
るまいと
思
(
おも
)
だろが、
俺
(
お
)
れは
其
(
そ
)
の
身
(
み
)
の
處
(
ところ
)
へは、
日日
(
ひにち
)
毎日
(
まいにち
)
ついてるぞ、
雨
(
あめ
)
は
降
(
ふ
)
らねど
箕
(
みの
)
に
成
(
な
)
り、
笠
(
かさ
)
に
成
(
な
)
りてよ……」と
巫女
(
くちよせ
)
の
聲
(
こゑ
)
は
前齒
(
まへば
)
の
少
(
すこ
)
し
缺
(
か
)
けたにも
拘
(
かゝは
)
らず
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
エンマとマクドオナルドの交際がはじまった頃と、立派に
日日
(
ひにち
)
が合うのである。
消えた花婿
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
手紙を出すと、一週間程して
日日
(
ひにち
)
を指定して来たから、後のことは一時姉に任せて、フレデリック・コウツは年甲斐もなく処女のように胸をときめかせながらいそいそとインデアナへの旅に上る。
斧を持った夫人の像
(新字新仮名)
/
牧逸馬
(著)
“日日”の意味
《名詞:にちにち》
一日一日。ひび。毎日。副詞的にも用いられる。
《名詞:ひにち》
日。日数。
日。日付。
《名詞:ひび》
「ひび」を参照。
(出典:Wiktionary)
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
日
常用漢字
小1
部首:⽇
4画
“日日”で始まる語句
日日子
日日社
日日夜夜
日日毎日
日日新聞社