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新道
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しんだう
ふりがな文庫
“
新道
(
しんだう
)” の例文
新道
(
しんだう
)
は
春日野峠
(
かすがのたうげ
)
、
大良
(
だいら
)
、
大日枝
(
おほひだ
)
の
絶所
(
ぜつしよ
)
で、
其
(
そ
)
の
敦賀
(
つるが
)
金
(
かね
)
ヶ
崎
(
さき
)
まで、これを
金澤
(
かなざは
)
から
辿
(
たど
)
つて
三十八里
(
さんじふはちり
)
である。
蟹
(
かに
)
が
歩行
(
ある
)
けば
三年
(
さんねん
)
かゝる。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ごろ/\した荒い
砂利
(
じやり
)
を敷いた
新道
(
しんだう
)
を拔けると、自分の二番目の母になりさうなお時の家の横へ出た。古びた大きな藁葺の家の棟には、烏が何處からか物を銜へて來て、頻りに
啄
(
ついば
)
んでゐた。
父の婚礼
(旧字旧仮名)
/
上司小剣
(著)
余
(
よ
)
先年其古跡を
尋
(
たづね
)
んとて
下
(
しも
)
越後にあそびし時、
新道
(
しんだう
)
村の
長
(
をさ
)
飯塚知義
(
いひつかともよし
)
の
話
(
はなし
)
に、
一年
(
ひとゝせ
)
夏の頃
雩
(
あまこひ
)
の
為
(
ため
)
に村の者どもを
从
(
したが
)
へ
米山
(
よねやま
)
へのぼりしに、
薬師
(
やくし
)
へ参詣の人山こもりするために
御鉢
(
おはち
)
といふ所に小屋二ツあり
北越雪譜:06 北越雪譜二編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
……それよりして、
倶利伽羅
(
くりから
)
に
掛
(
かゝ
)
る、
新道
(
しんだう
)
天田越
(
あまたごえ
)
の
峠
(
たうげ
)
で、
力餅
(
ちからもち
)
を……
食
(
た
)
べたかつたが
澁茶
(
しぶちや
)
ばかり。
麻を刈る
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
余
(
よ
)
先年其古跡を
尋
(
たづね
)
んとて
下
(
しも
)
越後にあそびし時、
新道
(
しんだう
)
村の
長
(
をさ
)
飯塚知義
(
いひつかともよし
)
の
話
(
はなし
)
に、
一年
(
ひとゝせ
)
夏の頃
雩
(
あまこひ
)
の
為
(
ため
)
に村の者どもを
从
(
したが
)
へ
米山
(
よねやま
)
へのぼりしに、
薬師
(
やくし
)
へ参詣の人山こもりするために
御鉢
(
おはち
)
といふ所に小屋二ツあり
北越雪譜:03 北越雪譜初編
(新字旧仮名)
/
鈴木牧之
、
山東京山
(著)
“新道”の意味
《名詞》
新しくつくられた道。
(しんみち)路地。小路。
(出典:Wiktionary)
“新道”の解説
新道(しんどう/しんみち)は、新たにつくられた道路のことである。対義語は旧道。とりわけ北海道でバイパス道路の固有名詞に新道と名付ける傾向が強い。
(出典:Wikipedia)
新
常用漢字
小2
部首:⽄
13画
道
常用漢字
小2
部首:⾡
12画
“新道”で始まる語句
新道辺
新道迄