“天田越”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
あまたご33.3%
あまたごえ33.3%
あまだごえ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「へい。天田越あまたごえの南谷みなみだにで、じじの代からの炭焼で」
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
……それよりして、倶利伽羅くりからかゝる、新道しんだう天田越あまたごえたうげで、力餅ちからもちを……べたかつたが澁茶しぶちやばかり。
麻を刈る (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
ところで、今度境三造のよぎったのは、新道……天田越あまだごえと言う。絶頂だけ徒歩すれば、くるまで越された、それも一昔。汽車が通じてからざっと十年になるから、この天田越が、今は既に随分、好事ものずき
星女郎 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)