さい)” の例文
旧字:
○吾が郡中ぐんちゆうにて小千谷をぢやといふ所は人家じんか千戸にあまる饒地よきとちなり、それゆゑにさいの神の(斎あるひは幸とも)まつりも盛大せいだいなり。
寿鶴亭じゅかくていという八人芸(時雨しぐれ云、拙著『旧聞日本橋』の中には、この寿鶴の名が思いだせないで○○さいと書いたのと同じ人)
昼中ひるなか働いている間ほとんど無意識にいかなることにもっとも心を寄せていたか、かえって夜中に結ぶ夢によりて解きうるであろう。佐藤さとうさいの『言志耋録げんしてつろく』に
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
○吾が郡中ぐんちゆうにて小千谷をぢやといふ所は人家じんか千戸にあまる饒地よきとちなり、それゆゑにさいの神の(斎あるひは幸とも)まつりも盛大せいだいなり。
佐藤さとうさいの『言志げんしろく』にいわ
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
男神には烏帽子をきせ、木をけづりかけてひげとす。紙のいふくに若松などゑがく。此二ツをかの升の内におき、さい神勧進々々かみくわんじん/\とよばゝりありく。
佐藤さとうさい先生の語に
自警録 (新字新仮名) / 新渡戸稲造(著)
男神には烏帽子をきせ、木をけづりかけてひげとす。紙のいふくに若松などゑがく。此二ツをかの升の内におき、さい神勧進々々かみくわんじん/\とよばゝりありく。
民間みんかんにもこれをまなびて正月十五日正月にかざりたるものをあつめてもやす、これ左義長さぎちやうとて昔よりする事なり。これをさいの神まつりといふも古き事なり。
民間みんかんにもこれをまなびて正月十五日正月にかざりたるものをあつめてもやす、これ左義長さぎちやうとて昔よりする事なり。これをさいの神まつりといふも古き事なり。