“文武”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
もんむ54.5%
ぶんぶ27.3%
もんぶ18.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
橘夫人は天智てんぢ時代に生まれ、天武時代にその若き恋の日を送り、持統時代の文武もんむ帝の養育者となり、文武時代に光明后を産んだ人である。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
元々もともと武芸ぶげい家柄いえがらである上に、まれ弓矢ゆみや名人めいじんで、その上和歌わかみちにも心得こころえがあって、礼儀作法れいぎさほうのいやしくない、いわば文武ぶんぶ達人たつじんという評判ひょうばんたかい人だったのです。
(新字新仮名) / 楠山正雄(著)
先達せんだっても福地先生から承わりましたが、大宝令たいほうりょうとか申しまして、文武もんぶ天皇さま時分に法則も立ちまして、切物きれもの仮令たとえ鋏でも小刀でも刀でも、わが銘を打つ事に致せという処の法令で、是だけは