“大宝令”の読み方と例文
読み方割合
たいほうりょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
元来分割相続は大宝令たいほうりょう以来の旧慣ではあるが、本家の威力を支持すべく、できるだけこれを制限していた。
名字の話 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
この後文武天皇の御代に大宝令たいほうりょうが御発布になり、その扱い振りの詳細なことが規定されております。
その道を論じまた教えうるには、大宝令たいほうりょうに規定しているように、それぞれ人がある。政治はこの道を実現せんとする努力である。国家はこの道或いは理念の実現でなくてはならない。
蝸牛の角 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)