“大宝”のいろいろな読み方と例文
旧字:大寶
読み方割合
たいほう75.0%
だいほう25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
古い歴史のある御坂越みさかごえをも、ここから恵那えな山脈の方に望むことができる。大宝たいほうの昔に初めて開かれた木曾路とは、実はその御坂を越えたものであるという。
夜明け前:01 第一部上 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
まあ話の順でございますからお聞き下さいまし、文武もんむ天皇即位の五年、対馬国つしまのくにより金を貢す、よって年号を大宝たいほうと改むということを国史略を読んだから私共は知っています。
大菩薩峠:10 市中騒動の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
「少し早く家を出て大宝だいほうの八幡様を見ていらっしゃい。」
旧師の家 (新字新仮名) / 若杉鳥子(著)