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大宝
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たいほう
ふりがな文庫
“
大宝
(
たいほう
)” の例文
旧字:
大寶
古い歴史のある
御坂越
(
みさかごえ
)
をも、ここから
恵那
(
えな
)
山脈の方に望むことができる。
大宝
(
たいほう
)
の昔に初めて開かれた木曾路とは、実はその御坂を越えたものであるという。
夜明け前:01 第一部上
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
まあ話の順でございますからお聞き下さいまし、
文武
(
もんむ
)
天皇即位の五年、
対馬国
(
つしまのくに
)
より金を貢す、よって年号を
大宝
(
たいほう
)
と改むということを国史略を読んだから私共は知っています。
大菩薩峠:10 市中騒動の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
新吉は別に
稼
(
かせぎ
)
もなく、
殊
(
こと
)
には塩梅が悪いので、少しずつ酒でも飲んではぶら/\土手でも歩いたり、また
大宝
(
たいほう
)
の八幡様へ参詣に
行
(
ゆ
)
くとか、今日は水街道、或は
大生郷
(
おおなごう
)
の天神様へ行くなどと
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“大宝”の意味
《固有名詞》
大宝(たいほう・だいほう)
日本の元号の一つ。朱鳥の次で、慶雲の前。701年3月21日から704年5月10日までの期間のこと。
《名詞》
大宝(たいほう)
非常に貴重な宝。
(出典:Wiktionary)
大
常用漢字
小1
部首:⼤
3画
宝
常用漢字
小6
部首:⼧
8画
“大宝”で始まる語句
大宝令
大宝物
大宝珠
大宝郷
大宝位
大宝堂
大宝庫
大宝律令
大宝恵帳
大宝積経