“恵那”の読み方と例文
読み方割合
えな100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
益田ましだの三郡共有地、および美濃国は恵那えな郡、付知つけち、川上、加子母かしもの三か村が山地の方のことをも引き合いに出したものであった。
夜明け前:04 第二部下 (新字新仮名) / 島崎藤村(著)
大正五年十一月六日 恵那えな中津川に小鳥狩を見る。四時庵にて。島村久、富岡俊次郎、田中小太郎、清堂、零余子れいよし、はじめ、泊雲、楽堂がくどう同行。
五百句 (新字旧仮名) / 高浜虚子(著)
河口はとにかく、犬山からこの笠松までの悠容ゆうようたる大景を下流にして、初めて中流の日本ライン、上流の寝覚ねざめ恵那えなの諸峡が生きるのである。
木曾川 (新字新仮名) / 北原白秋(著)