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悠容
ふりがな文庫
“悠容”の読み方と例文
読み方
割合
ゆうよう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ゆうよう
(逆引き)
河口はとにかく、犬山からこの笠松までの
悠容
(
ゆうよう
)
たる大景を下流にして、初めて中流の日本ライン、上流の
寝覚
(
ねざめ
)
、
恵那
(
えな
)
の諸峡が生きるのである。
木曾川
(新字新仮名)
/
北原白秋
(著)
白木は、にっこり笑いながら、
悠容
(
ゆうよう
)
とせまらない態度でいった。そして私の腕をひったてると、
隠
(
かく
)
し
扉
(
ドア
)
を開いて、さあ先に入れと、
合図
(
あいず
)
をした。
暗号音盤事件
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
香がまだ
燻
(
くすぶ
)
っている。煙が玄関を通って中庭の方に流れて行くのが、
悠容
(
ゆうよう
)
たる趣きがあった。順々に皆が焼香する。私も人々にまじって焼香した。
風宴
(新字新仮名)
/
梅崎春生
(著)
悠容(ゆうよう)の例文をもっと
(3作品)
見る
悠
常用漢字
中学
部首:⼼
11画
容
常用漢字
小5
部首:⼧
10画
“悠”で始まる語句
悠々
悠
悠然
悠長
悠揚
悠久
悠暢
悠々閑々
悠悠
悠々自適
“悠容”のふりがなが多い著者
梅崎春生
北原白秋
海野十三